キルラキルのロゴでも使われた圧倒的存在感のすごいやつ「ラグランパンチ」 #LOVEFONT
こんにちは。クリスマスイブのエントリーはどうしても避けたかった井畑です。
今回は#LOVEFONT Advent Calendar 2014の23日目の投稿をさせていただきます。
#LOVEFONTとはある特定のフォントに対する愛を語る企画で、今回で僕は4回目の参加になります。自分の好きなフォントについて書くのってほんと楽しいですねー:)
(ちなみこれまでは「GilSans」と「Trajan」と「筑紫A丸ゴシック」で書かせてもらいました。良かったらチェックしてみてください!)
今回は圧倒的存在感のすごいやつ「ラグランパンチ」についてです。
それではどうぞ!!
ラグランパンチとは
ラグランパンチはFontWorksが出しているフォントの一つで、他ではなかなか見ない超極太ゴシック書体です。
また、ラグランパンチの元となっているラグランというフォントもあります。
どちらも似ているのですが、ラグランパンチの方が線と線の間がしっかりとられており、視認性が高いので、僕はラグランパンチのが好みです。
ラグランパンチの特徴
圧倒的な太さ
ラグランパンチの最大の特徴はこの線の太さです。僕はどちらかというと細めのすっきりしたフォントが好みですが、逆にここまで太いと面白いですね。気になる存在です。
圧倒的な字面率
文字が太いのに加え字面率がひらがなだろうがカタカナだろうがべらぼうに高いのも特徴です。字面率が高過ぎて、「もはや文字面積より文字の余白のが圧倒的に少ない」という事態です。漢字を詰めてならべると文字というより模様に見えてきさえします。(それがフォントとして良いか悪いかは別として面白いフォントです)
アニメ「キルラキル」で使われてて面白かった!!
ラグランパンチは昨年放送されたアニメ「キルラキル」でも使用されていました。当時見ていた人ならあの赤い文字を覚えている方も多いと思います。
作中では単にロゴとして使用されるだけでなく、テロップとして使用された「ラグランパンチ」にキャラクターがもたれかかったりするなど、文字の表現としてみても、面白い試みが多くされていました。
(特に第二部のオープニングのかっこよさは必見です!!見たい人はDVD等でチェック!!)
映像はこちらからちょっと見れます!
また、フォントワークスでもラグランンパンチと「キルラキル」の特集ページが組まれていますので、是非そちらもご覧ください。
僕はほとんどアニメを見ないのですが、(そもそも家にテレビ無いしね)友達に面白いと勧められてキルラキルにはまった口です。ちなみに、初めてオープニング見た時に
僕「あれ?これ(ロゴ)ラグランじゃね?」
友達「…は?」(どん引き)
となったのも今ではいい思い出です:)
(特徴的なフォントなので、フォントワークス使いなら結構気付くと思うんですがどうでしょうかね?やっぱり気持ち悪がられるとは知りながらも、フォント名はあてたくなりますよね?ね?ね?)
ラグランパンチの使いどころ
その個性ゆえに、ぶっちゃけあんまり汎用性は無いフォント(爆)ですが、考えてみます。
力強い表現が欲しい時!!
極太ウエイトなので、画面に迫力や力強さが求められる場合に最適です。
上のサンプルではフォントレイヤーの描画モードを「ディザ合成」にして縁を粒子状にしてさらに荒々しさを表現してみました。
素材が他に何も無い時!!
ラグランパンチの見た目のインパクトを活かして、素材が特に無いときなどに文字だけでバナーをデザインすることもできますね!!
ラグランパンチを使うには
ラグランパンチを使うには現状売り切りのパッケージは無く、FontWorksの会員LETSになり、ライセンス購入する必要があります。(2014/12/23現在)お値段など詳しくはこちらをどうぞ
また、学生さん向けですが、5,000円/4年間でラグランパンチはじめ、フォントワークスのフォントを使えるお得なプランもあるみたいなのでチェックしてみてください!!
最後に
以上で圧倒的個性をもつフォント「ラグランパンチ」の紹介を終わります。
メイリオ、游ゴシックなどの細いフォントとは一線を画した面白いフォントだと思いますので、皆様機会があれば是非使ってみてくださーい!!
明日はlindwurmさんです!楽しみー!!
以上井畑でした!!
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