【書評】神速Photoshop[グラフィックデザイン編]をご献本頂きました

【書評】神速Photoshop[グラフィックデザイン編]をご献本頂きました

こんにちは。Photoshopは友達!井畑です。
今回、アスキー・メディアワークス様より「神速Photoshop[グラフィックデザイン編]」ご献本頂きました。書評を持って御礼とさせていただこうと思います。

いやーまさか、自分がブログをやってて献本していただける日がくるなんて、夢にも思ってなかったのでなんだかドキドキです。上手くできるでしょうか…
それではどうぞ!

神速Photoshop[グラフィックデザイン編]

内容について

速くできるのもプロの条件です。

この本はただのPhotoshopテクニック解説書ではなく、いかにクオリティを落とさずに作業できるか、いわゆる時短テクニックに特化した本になっています。

対象は初級〜中級のデザイナさん向けかなと思いました。Photoshopの作業はどうしてもデザインの部分と画像補正等の作業の部分がでてきますからね。デザインに集中するためにも、作業の時間を短縮できるテクニックは、デザイナーとしてワンランク上に上がる為にも欲しい能力だと思います。

きれいでかっこいいは当たり前。プロなら速くていいものを。

上記のコンセプトのもと、103もの時短テクニックが紹介されています。
実際現役で活躍されている浅野桜さん、WOOPS.DESIGNの石嶋未来さん、加藤才智さん、服部紗和さん、ハマダナヲミさん5名のプロのデザイナーさんが時短テクニックを紹介しているので、その内容はどれも実践的で、すぐに使えるテクニックばかりです。

説明自体も図を多用しており、端的な解説文で短時間で理解できるようになっているのも嬉しいです。

自分自身もPhotoshop使用の復習になったり、知らなかったテクニックを知る事ができ、大変勉強になりました。

目次

時短テクニックを作業の項目ごとにChapterが分かれて解説してあります。

以下、ざっと目次です。

  • Chapter01 素材作りの神速テクニック(15項目)
  • Chapter02 ロゴ作りやテキスト処理の神速テクニック(15項目)
  • Chapter03 選択と切り抜きの神速テクニック(15項目)
  • Chapter04 色や明るさを調整する神速テクニック(17項目)
  • Chapter05 レイヤーの神速テクニック(14項目)
  • Chapter06 画像修正の神速テクニック(15項目)
  • Chapter07 自動化の神速テクニック(12項目)

どのChapterも役に立つ記事ばかりですが、特にChapter03の選択と切り抜きの作業は仕事がら、数多く、納期早くなケースが多いので、特に役にたつかなと思いました。(後輩に熟読させよう…)

個人的に良いなーと思った点

速いだけでなく「直し」に強いデータ作りを教えてくれる

一番良いなーと思ったところ。基本的にどのデータ作りも速く作れるだけでなく、「直し」に強いデータ作りを教えてくれる点です。

実務で作ったデータに直しが入るのは当然の事なので、その度にいちいち作り直していたり、作り直しと同等の作業をしていたのでは時間がいくらあっても足りません。

その辺り想定した上でしっかりしたデータ作りを教えてくれるところがとってもステキだと思いました:)

使えるPhothoshopのバージョンが一目で分かる

各ページの左上にその時短テクニックがどのバージョンのPhotoshopで使えるかが一目で分かるのも良いなと思いました。

自分の持っているバージョンで使えるのが分かるというのもありますが、バージョンを上げるとこんな事までできるのか!むっちゃ作業はかどるやないかっ!!っていう驚きがあって良かったですね。

自分はPhotoshopCS5を主に使用しており、知らない機能で「お!」って思うと大概、PhosohopCS6の機能なんですよねー。すごい使いたいですCS6…点線使いたいー!

発売日について

Amazonの「デザイン・グラフィックス の 話題の新着」で現在1位の様です。(2012/1/7現在)。かなり注目を浴びていますねー。『神速Photoshop[グラフィックデザイン編]』は2013/1/10発売です。気になる方は是非ご検討されてみてはいかがでしょうか?

神速Photoshop [グラフィックデザイン編]
浅野桜 石嶋未来 加藤才智 服部紗和 ハマダナヲミ
アスキー・メディアワークス
売り上げランキング: 149,375

Photoshopのテクニックはググればでてきますが、時短に特化したテクニックをここまでしっかり集めた内容であれば、探す手間よりも結構お得だなと思いました。
何より自分もそうですが自己流で強引にやってることってPhotoshopとか多いですからねーそのあたりの見直しにも使えると思います。

最後に

プロの仕事である以上、納期があります。クオリティを満たした上でなおかつ非人道的な納期を求められる事もあるかもしれません。そんな時、この本で少しでも多くのデザイナーが早くお家に帰って休めるようになる事を切に願っています。

ということで、神速Photoshop[グラフィックデザイン編]の書評を終わりたいと思います。楽しくできて良かった:)
以上、井畑でした!

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